こんにちは、サンプルりか子です。
シェアハウスでの、住人トラブルをお送りしています。
こう書くと、エラいことを暴露している感じがしますね。
「シェアハウスの戦い」という言葉のほうがまだソフトな気がします笑。
こりもせず次の引越し先もシェアハウスを選ん(でしまった)だサンプル。
当時の日記を読み返すと、1週間もたたぬ間から
「この家の人ほんまうるさい!行儀悪い!静か言うてたやん!」
と不満たらたらでした。
「半年もつんか?」と書いていましたが、結果、2か月で退去しました。
本当はすぐ出たかったのですが、次の家の都合により2か月かかりました。
それくらい酷かったです。
このシェアハウスは最初のシェアハウスと違ってうんと利便性がいいところでしたが、
家賃もそれなりに高く、しかも牢獄を彷彿とさせる(経験ないですが)広さ3畳の部屋。
そして「運」である住人は、掃除しないわ騒音酷いわ挨拶しないわ、空気も悪かったです。
掃除しないというのは、共有のキッチンでは使った食器を洗わず流しに放置、
テーブルにも放置、洗っても棚に直さない、食べかすや生ゴミも放置。
ひょっとしてコバエに餌やってはります?と聞きたいくらいです。
当然汚しても拭かない。
洗濯物の放置もしょっちゅうで、まる一日中もざら。
玄関の靴も出しっぱなしですし、折りたたみ傘を狭い廊下に開いて乾かす人も数名。
シャワーは使用後は自分の髪の毛等を各自が捨てるのですが、それも放置。
この髪の毛採取してどっかの機関出したろか!と思ったものです。どこの機関でしょうね。
驚いたのは、アイロン台を廊下の真ん中に置いたまま放置していたことです。
これには呆れました。
そしてデフォルト、朝から晩まで騒音が響く。
もうノイローゼですよ。
同居していた友人と愚痴る毎日。
しかしそんな友人も、ものの2か月で退去しました。
このシェアハウスの定員は10名弱で、当時入居率は9割ほどでした。
私は在宅勤務でたまに外で仕事することもありましたが、
仕事柄プライバシーのこともあるのでほぼ家で作業していました。
ですので、誰が家にいて、いつうるさいか、早い段階でだいたい検討はついていました。
(こわいですね)
一番物音がうるさく、放置グセが酷い彼女、仮にAさん。
Aさんは出勤前バタバタして、階段をダッシュで駆け下ります。
帰ってきてからも細身ながらドシンドシンと階段を上がり、自室に入り、
ドーン!と思い切り戸を閉めます。
食器も洗わない、髪の毛も取らない、洗濯物も放置、アイロン台もそのまま。
すべて酷いのですが、他の事がしょうがないと割り切れるくらい
わたしのなかで許せないもの、それが、
騒音です。
夜中寝ようとしたときにも音が響きます。
耐えかねて管理会社に連絡しましたが、彼らの対応は
共有部に注意書きを書く、メールで注意喚起することくらい。
音の主を特定できているのであれば、本人宛に連絡することも可能でした。
そのどれも効果はありませんでした。
うるさいから実際に私の部屋に来て聞いてみてください、と提案するもののスルー。
注意してもやまないので諦めず訴えた挙げ句、
「うるさいと感じる人もいるし、感じない人もいる。
騒音の感じ方は個人差があるのでご理解ください」、でおしまい。
何を言ってるんだ?
個人差があるからこそ、音に耐えられないいち住人の声として報告してるんでしょうが。
管理会社の対応の限度はわかりますが、この我関せずぶりには
もう無理だな、と思いました。
ただ、シェアハウスの管理者にそこまで期待するのも野暮な話です。
これ以上どうにもならないのが現実なのです。
騒音や汚さに耐えうる人だけが、シェアハウスに住むのです。
私はすぐに家探しをはじめました。
その間も、我が家での騒音(と不潔さ)との戦いは続きます。
引っ越す予定ではあるけれどその日までは暮らしていかなければならない。
どうすればいいか考えた結果、私は「見つめること」にしました。
Aさんはじめ、うるさい音を立てた主を見つめるのです。
何も無いところで見つめたら相手はただただこちらを怪しむだけです。
「何見てんだよ」と思われても仕方がありません。
タイミングが大事なのです。
うるさくした直後に見つめる。
それで相手が「あ、音の後にあの人見てくる」とパターンが分かってくると、
今度は音が発生する前にも見つめてみる。
自室から顔を出し、何も言わずこちらをじっと見つめられると
「何かな?」と思うものの、観察されてるとわかってくると大抵の人は気味悪がります。
これまではただ耐えるだけでしたが、タイミングを見計らってやってみました。
効果といたしましては、ましになった気がしました。
階段の上り下りは相変わらずでしたが、ドアを閉める時は、
毎回ではないものの気をつけるようになってくれました。
ただ、これも人によります。
幸いにもAさんはじっと見られるのが嫌なタイプのようで、
私の視線を避けるようにしていました。
しかし別の着メロ大音量女には効きませんでした。
見られ慣れているのでしょうたぶん。
こんな怪しいことを私にさせやがって…。
いいえ、そもそも私はいるべきではなかったのですシェアハウスなぞには。
合わないのです。
いやでもそれを理解した1年ちょっとでした、ってまだ終わってないけど。
関係ないですが、「じっと見る怪しい人」のこと(私です)を書きながら、
「ココリコミラクルタイプ」の「目につく男」を思い出しました。
「うわ!こっち見てるよ!」ってシーンです。
あれ大好きでした。
話が逸れました。
どこにでも肝っ玉の座った人は一人や二人いるもんです。
でないとこんなところ、戦火では暮らしていけません。
こういう場所で生き残った者が、
シェアハウスの主、つまり「ドン」となるのです。
次回はドンとの戦いをお送りします。
では、また。
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